岡谷市の民話と伝説 火とぼし山
2025年2月11日
諏訪湖の東に住む娘と西に住む若者が、 深く愛し合うようになった。 一日の仕事が済んだ夜、 若者がたいまつに火をとぼして裏山にあげると、 娘が明かりを目指して湖を泳いでやってきて、 二人は楽しく語った。 ある夜、若者はいつ […]
飯島町の民話と伝説 千人塚
2025年1月28日
城ケ池の南東に小島のように突き出た塚がある。 この近くに北山城があり、 天正十年(一五八二)織田勢に攻められ、 そのときに戦死や自刃した者の遺骸や武器を埋めて 築いた塚だと伝えられている。 その後村内に奇病・変災がつづき […]
中川村の民話と伝説 石神の松
2025年1月18日
元和(一六一五~一六二四)の頃、 中川村の常泉寺に一人の行者(山伏)が寄寓していたが、 その法力がたいへん優れていた。 その頃しきりに天竜川が氾濫して、 これに悩んだ農民は、この行者に頼って水難除けの祈祷をしてもらった。 […]
たつののいわれ 辰野町
2024年12月5日
昔荒神山はもっと大きく東西の山々に連なり天竜川をせきとめて, 辰野は湖であった。 この湖には一匹の竜が住んでいて, 天へ昇ったり下りたりしていたが, ある時大雨が降って湖の水は氾濫し, ついに荒神山の東西を切り崩して流れ […]