駒ヶ根市の民話と伝説 美女ヶ森の御陰杉新着!!
日本武尊が東国の蝦夷らを平らげ、 みすず刈る信濃国を帰国の途中、 この赤須の里に立ち寄られた。 この地の「ひとのかみ」赤須彦は、 御陰杉の木のもとに仮宮を設け、 尊をお迎えし、 山・川・野の物を採って精いっぱいもてなした […]
南箕輪村の民話 お四国さま
幼い時に両親を相次いで亡くした嘉吉は、 人の命のはかなさやこの世に生きることの意味を心に問い続けた。 ある晩、弘法大師の夢を見、 大師の姿に今まで味わったことがない安らぎを覚えた嘉吉は、 7年の歳月をかけ、 海を渡り山を […]
たつののいわれ 辰野町
昔荒神山はもっと大きく東西の山々に連なり天竜川をせきとめて, 辰野は湖であった。 この湖には一匹の竜が住んでいて, 天へ昇ったり下りたりしていたが, ある時大雨が降って湖の水は氾濫し, ついに荒神山の東西を切り崩して流れ […]
横旗の信玄塚 根羽村
根羽村の新道端に横旗という地籍があって、 新道の上に武田信玄を祀った信玄塚がある。 元亀四年(一五七三)二月、 信玄は徳川方の野田城を陥れたが病気になり、 甲斐に帰る途中、同年四年四月十二日、 駒場で亡くなったといわれて […]
阿南町の民話と伝説 ミイラになった行人様
新野の行人様は、怪力で背丈が6尺ほど(約180 cm)の大男。 本名を久保田彦左衛門(くぼた・ひこざえもん)といいます。 ある日、山に薪を取りに行った留守中に家が火事になり、 一瞬にして最愛の妻と子を失った 妻と子どもの […]
平谷村の民話 赤子石
長野県で一番人口の少ない村。 村の花はひまわり。 平谷村の滝之沢城郭後の付近に赤子石があります。 「赤子石」の由来は、 合戦時の落人が、赤子を連れて逃げていましたが、 追手の追及が厳しく、 ついに石の上に赤 […]
泰阜村の民話 足神様
泰阜村の田本の道端に足神様が祀られている。 むかし、遠山家の殿様が百姓一揆に遭い、 一族ことごとく逃げのびた。 奥方も慣れぬ足に茨を踏み分けて、 ようやく泰阜村の田本まで辿り着いたが、 足の痛みに耐え切れず、 ここへ倒れ […]