民話と伝説
泰阜村の民話 足神様

泰阜村の田本の道端に足神様が祀られている。 むかし、遠山家の殿様が百姓一揆に遭い、 一族ことごとく逃げのびた。 奥方も慣れぬ足に茨を踏み分けて、 ようやく泰阜村の田本まで辿り着いたが、 足の痛みに耐え切れず、 ここへ倒れ […]

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下條村の民話と伝説
下條村 仁王関

むかし、下条(現下條)より南の方に伝染病が流行していた。 時の領主下条氏は伝説病が自分の領内に入ってくることを恐れて 南原の文永寺の和尚に頼んで、 下条と雲雀沢の境に槇の柱を立て、 仁王様の面を掲げて、 悪病除けの祈祷を […]

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民話と伝説
阿智村の民話と伝説

阿智村の神坂神社(みさかじんじゃ)は 多くの伝説があります。   姿見の池は 神坂から半里ほど下った道端に小さな池がある。 昔、喜藤治の妻となった客女姫は鏡を持たなかったので、 ときどきこの池に自分の姿を映して […]

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塩尻市の民話と伝説
塩尻市奈良井宿の民話と伝説

奈良井駅より歩いて5分くらいのところにある専念寺   専念寺の入り口に大きな石があり、 うなり石という。 昔その石が夜になるとうなり出した。 そこで釘を打ちつけたがとまらないので、 今度は酒をかけたら、 唸らな […]

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千曲市の民話と伝説
雨乞い地蔵(千曲市生萱)

雨乞い地蔵 その昔、弘法大師が真言宗の布教のため全国行脚の折、 真夏の暑い時期に 当生萱の地に立ち寄られたが 喉が渇ききって困っておられ 村人に水を所望された。 村人は大切な水だが腹一杯飲んで下されと差し上げた。 弘法さ […]

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千曲市の民話と伝説
千曲市土口の民話と伝説

袖振り地蔵 土口の北端笹崎にある。 昔、悪縁で結ばれた妹のことを思い、相手との仲を切るために、 この地蔵さんに願をかけた兄の願いを聞いてくれたという。 「坂の地蔵さん」と呼ばれている。     北山の […]

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